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江戸小紋畑でつかまえて

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【増税後初の吉物クリアランス!】【伊勢型:人間国宝六谷紀久男染:井関一男】江戸小紋訪問着「流水菊唐草」粋な手仕事。

◆最適な着用時期 袷(10月〜翌年5月) ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 観劇、お食事会、カジュアルパーティー、ランチなど ◆あわせる帯 袋帯、お洒落袋帯、九寸名古屋帯など 絹100% 断ち切り身丈169cm 内巾36.5cm(裄最大69cm) 白生地には、「南久」濱ちりめんを使用しております。

人間国宝 特選江戸小紋訪問着稀少な人間国宝遺作型の上質な逸品を… 現品限り入荷することができました! ご存知、人間国宝、故・六谷紀久男(梅軒)氏… 昭和48年4月26日に亡くなった六谷氏の、今に残された型紙は、 伝統的な「伊勢型」というものの歴史の一部であり、六谷氏が その生涯にわたって心血を注ぎ、練磨した技の証でございます。

その貴重な型を使用し、伝統工芸士・井関一男氏の手により 丁寧に、たいせつに、染め上げられたその見事な意匠を、 どうぞお手元にてご堪能くださいませ。

昭和30年2月。

伊勢型紙が持つ高度の技術に対して、6名の方々が重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。

 六谷紀久男 (錐彫り)  児玉博 (縞彫り)  南部芳松 (突彫り)  中島秀吉 (道具彫り)  中村勇二郎 (道具彫り)  城之口みゑ (糸入れ) 残念ながら、現在生存されている方はおられません。

諸氏の手に宿った神… その魂は、残された型紙に今も生き続けます。

その中のおひとり、六谷紀久男氏の遺作型を用いた逸品をご紹介いたします。

見るほどに、吸い込まれてゆきそうな力ある特選品でございます。

「伊勢型紙」は、江戸小紋・長板中形・型友禅などに用いられる伝統的な型紙。

六谷氏が認定を受けられた錐彫(きりほり)は、伊勢の伝統ある型紙彫刻技術のなかでも古い型柄を持つもので、刃先の小さな、半円状をした細い彫刻刀を用います。

その刃先は、型彫りのたびに肌目細かな砥石で研ぎ上げられ、鮫、霰の行儀、通しなどの伝統的な小紋柄を生み出してゆきます。

その彫刻法。

錐の刃先を地紙に対して直角に当て… 刃先をすばやくクルッと半回転させながら突き入れ、丸い小孔を彫り抜く。

錐彫の文様は、この、同じ大きさに彫り抜かれる丸粒で構成されています。

細かな仕事では、一寸四方に800ないし900の粒々。

一柄の型の仕上げに半月近くを要することも。

仕事の手を抜けばたちまち彫り斑があらわれ、また重ねた地紙がわずかでもズレたり、錐の粒がまちがって繋がったりすれば、仕事は全て失敗に終わってしまいます。

この間彫刻者は、かなりの緊張を強いられます。

六谷氏が得意としたのは、錐彫の中でも最も細かな鮫小紋や通し小紋。

見事に粒の揃ったその仕上がりは、人間業とは思えないほどだったとか。

繊細な柄行の一つ一つに、匠の極められた技と力がひしひしと感じられ、 その奥行き深さは貫禄すら漂わせます。

今回ご紹介の作品では、その腕の確かさはもちろんのこと、 その意匠と創作性、研ぎ澄まされた感性といったものもご覧いただきたく思います。

しっとり、さらりとした風合いが上質を感じさせる濱ちりめん地。

深い黒色のその地に、一面に細やかな行儀を基調とした菊花文様をあしらって、 お裾元とお袖には、流れのある流水とオシャレな竹菱の意匠… 実に表情豊かな意匠が染め上げられました。

1mm単位で施された、繊細で精巧な粒の集まり… この上なく贅沢で、誰もが圧巻されることでしょう。

八掛には蒔糊を添えられて、紛れもない本物の手仕事を、 心ゆくまでご堪能頂ける一品でございます。

日本の文化と伝統を愛する方にこそお召しいただきたい、 「文化財」として末長くご愛用いただける逸品訪問着。

魂の型彫り、伝統の染め技。

現在ここまで凝った伊勢型のお品は、ほとんど創作されておりません。

一生をともにするお道具のひとつとして、 どうぞこの機会をお見逃しないようお願いいたします。

重要無形文化財 伊勢型師 人間国宝遺作型 ◆六谷紀久男(梅軒)(ろくや ばいけん) 明治40年2月15日〜昭和48年4月26日(1907〜1973) 大正8年 父芳蔵について伊勢型紙錐彫の修行をはじめる 昭和8年 京都に出て兄より錐彫の技術を習得 昭和14年 独立 昭和17年 小宮康助にすすめられ、極鮫小紋の研究に没頭 昭和30年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」の保持者に認定 昭和38年 鈴鹿市の伊勢型紙伝承者養成事業の講師 昭和47年 鈴鹿市文化功労者 お仕立て料金はこちら解湯のし3,850円+※胴裏7,260円〜+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら (解湯のし) ※着姿の画像はイメージ写真です。

柄の出方が少々異なる場合がございます。

[文責:吉澤 和幸] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

楽天で購入99,000円(税込み)